自分のギターに愛着をもつ為に。ギター初心者向けレクチャー

ギターの響き
『ギターの道と言うものは遠くて険しい・・・とも言えるがしかしひとたび奏でれば、優しく、楽しいものです・・・。』
これはギタリスト・渡辺香津美さんの言葉。このサイトは、その遠くて険しいギター道を進む為のご参考にしていただければ・・・と言う想いから創ったソロギターを中心とした”ギター好き”のサイトです。

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自分のギターに愛着をもつ為に

自分のギターに愛着を持つことが上達への第一歩となります。
そのためには自分のギターの音色を理解してそして感じることが重要だと想います。

そのギターの音を一番良い音で聴くことが出来るのは
弾いている本人かと想いきや実は違うんです。

アコースティック・ギターの場合はサウンドホールの正面なんです。
これはギターが弦を振動させてそれをボディで反響させて
そして音色としてサウンドホールから放出すると言う構造になっているためです。
まあこれはアコースティックの場合でエレキだとピックアップと言うもので、弦の振動を拾うので少し違いますが・・・。

そして残念なことにその音は弾いている本人は聴くことで出来ないのです。
当たり前ですけど・・・。
でも自分のギターの音色を、しかも生まれたての音色を感じることが出来る方法があるんです。


それはギターのボディに直接耳をつけて弾くと言う方法です。
左手はとりあえず押さえないで、ギターのボディに耳をしっかりと着けてください。
そして6弦から順番に弾いて見てください。

解放弦の音に混じって実にいろいろな音と言うか、響きが渦巻いているのがお解かりだと想います。これは丁度エコーのようにまさに響いていると言う感じですね。
この音が生まれたての音なんです。そしてそのギターが持っている固有の音なんだと想うのです。その音をしっかりと感じることが大切で知ることが重要だと想います。

やや精神的なお話なんですが、その綺麗な音に少し驚いて
ご自分の楽器に更に愛着が湧くと想います。

少し難しいお話をすると、音と言うものは振動で実は複数の成分の音が交じり合っています。
ですから解放弦をほぼ同時に弾くと実にいろいろな振動が複雑に起こって、混じって音色になると言うわけです。
その振動が更にギターのボディの中であちらこちらと跳ね返ってさらに複雑な音色になります。

また、ギターはボディだけで振動しているわけではなくて、実は、弦を押さえたヘッド側、そしてボディ側と両方に振動が伝わりそれが交じり合ってボディで共鳴してサウンドホールから音となって出ているのです。


(引用:極楽ソロギターサウンド2006・ヤマハミュージックメディアより)

これらを計算してより美しい共鳴を生むようにギターは製作されています。
ですからそこにはギターを造った人の意思が入っているわけです。

と言うことから考えても、そのギター固有の音が、ボディの中では鳴り響いていると言うことになるのだと想います。

また、先にも少し書きましたがエレクトリックギターの場合は弦の振動をピックアップと言うマグネットで拾ってギターアンプで増幅します。ですからそのピックアップの種類とアンプの種類によって音は全くと言って良いほど変わってしまいます。

でも良く考えて見ると、ピックアップに拾われる前の音と言うか、弦の振動はそのギター固有のものと言えるのではないでしょうか。
ですから、アコースティックと同じようにボディに耳を着けて弾くと同じようなことを感じることができます。一般的にこれをエレキの場合は”生鳴り”と言って結構重要な要素と言われているんです。そしてその生鳴りとピックアップを総合した形でエレキの場合は製作されています。

このように考えると、実に奥の深い楽器だと改めて想いますね。




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